キタンのないイケン
『タキヤマ』

あの鬼の女の一足にも
地面ではさまれる
何億もの
ネバリ、星、流跡、引きずられた灰煙、霧は
秒速でもきちんと
流れ落とされる
踏み捨てられたその一歩
から
今度は何万年でもぐりぬけ
三年後、
踏み外したその者が
生け贄だ

<<あとがき>>

先週土曜、劇作家協会月いちリーディングを、無事に終えました。
とても楽しかったです。今までのリーディングのイメージが壊れ、
またやってみたいと思いました。

一番強くひかれたのは、
お客さんを掴むのが難しいというところ。
舞台も、照明、音響も、衣裳もなく
本のみ、お話で、引き込まなきゃいけないのは、やっぱり難しい、
変にくだけると嫌らしいし、とても技術がいるなと思いました。

幸せなことに、共演者がたがベテラン女優ばかりで、それはそれは素晴らしかった!

技術の素晴らしさは、もちろんのこと
皆さんの演劇にかける意地、心意気、魂が、なにより最高でした!

何度も共演されている皆さんは、会った瞬間に、作品の話をする。
この字が読めない、これはどいいう意味なのか、こういう流れでいいのか、リクエストされた衣裳について色々、と、とにかく色々盛り上がる。
進行アナウンスも消えてしまうくらいに。

あれ?この光景どっかで見たことあるぞ。

古事語り部座で、ベテラン女優がたの盛り上がってる時と同じだ。
今回は、さすがに「聞いてください〜」てのは、なかったです。





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そして、リーディング後のディスカッション。

作品について意見をいいあう。
作家のいる前で、です。

泉のように出てくる言葉、言葉遊びがとても面白かった。
テンポが心地よかった。

と、最初は聞き良い感想が述べられる。
と今度は、

言葉遊びの言葉の羅列が心地悪い。
置いていかれる。
不快に感じ、聞かなくていいものだと思ってくる。

と逆の意見から段々辛辣な意見がお客さんからあがる。
そこで、ゲストの「ドラマトゥルク」の長島意見を聞く。

「ドラマトゥルク」とは、作家や、演出家をサポートする仕事をする方だそうで、
作品をどう見せるかをサポートする。それはあくまでも、作家や演出家の意向にそったものにするのが大前提で、
そうするには、どうしたらよいかをサポートするお仕事。
演出助手とは違う仕事だそうです。
今結構必要とされているそうです。

その長島さんから、見てる人皆にわかりやすものにしたいなら、
わかりにくさをつきつめるなら、
と、アドバイス。

すると、第三エロチカの川村毅さんが
「この作品を結局どうしたいの?劇作家協会戯曲賞とれるまでにしたいのか?」と、ズバリなところをご指摘。

そこから、構成についての意見が飛び交いました。

言葉を投げるわりにはなげっぱなし。
この登場人物をこういう役割したのは混乱させるのでは?
いい材料を捨てっぱなし。

その中で、長島さんの意見が印象的だったのですが、
台本だけで完結してて、役者へあたえる余白がない。なにもかも書かれてしまってるのでは?
と。

確かに余白は、お芝居に大切。


たくさんの意見を聞いて、小野寺さんは満足そうでした。
ディスカッションで、小野寺さんの人となりがみえて好感がもてました。
それまでは、インテリの偏屈ぽい人に正直感じていたので。。。

作家の人にはとてもいい場なのだろうと思いました。 
しかし、、、
もし、このディスカッションが役者への意見交換だったら・・・・

好感がもてない、
不快だ、
見たくなくなる、
余白がない、

耐えられのか。

辛辣な意見に
うるせーうるせーと心でがんばって、
涙がいっぱいたまっていって
あとでトイレでなくだろう。


役者へ意見するリーディング。
リーディング後、役者ブラッシュアップディスカッション。

絶対に、嫌です。

日々謙虚に真摯に、お芝居に取り組みたい。

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★


田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 22:06 comments(0) trackbacks(0)
リーディング
『安定剤』

さーっと、赤い絨毯を敷き流す
サラシが 横筋 赤く染まる
街灯にてらされる 独り廻りの赤いトゥーシューズ
紐が宙に浮いたり、地にベットリたり
ゆらゆら揺れる柔らかいリボンに
風が緩く舞う舞う
肝の紐も 弁弁太鼓



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<<さきがき>>


リーディング。朗読劇。

素舞台に役者の朗読のみ。
バイオリンやピアノなど、素敵な生物演奏とコラボリーディング。
音響、照明、衣装、演出がバッチリついたもの。
など。
色んなタイプのリーディングを観ましたが、正直まだリーディングや朗読劇の素晴らしさや興味深さをわかっていません。

素晴らしい朗読劇も、もちろん、ありました。

白石加代子さんの「百物語シリーズ」。
本とに恐くて後ろに誰かいそうで振り向けないほど、ぞわっとした恐怖を感じました。
あれはもう朗読劇というより、お芝居。

他にも、出演されてる役者さんが素ばらしかったものや、
物語がとにかく面白かったもの
などありましたが、
でも、やっぱり、お芝居で観たかったと思う。
まして、演出が入っててより芝居っぽかったりして、役者さんが台本持ってるのにみてなかったりしたら、
なぜ、リーディング??と疑問です。

そもそも、リーディングって?

ネット検索しましたら、
リーディングスタイルは外国由来のもので、
劇場が、作家達が自分の作品を持ち込んだものの中から面白い物を、
お客な前で、劇場付き役者たちに読みあわせをおこなっていたもの、だそうです。
読みあわせ後、その戯曲を舞台化するかしないかの討論もしていたそうです。

客と討論!?芝居の身近さにびっくりしましたが、
リーディングとは、音響、照明、舞台装置とかいっさいない状態で、
その戯曲が面白いのか面白くないのかを判断する、作家からしたら裁判みたいなものだったみたいです。
恐ろしい〜

裁判とまではいかないまでも
戯曲を伝えることが大きな目標とするべきかも。

と、リーディングについて未熟で未経験な私が、なぜリーディングについてダラダラ書いているかといいますと、
今週末、リーディングに出演させていただくからです。


日本劇作家協会「月いちリーディング」
★★2月11日(土) 18:00〜
★★神奈川県立青少年センターにて
http://www.jpwa.org/main/activity/reading-workshop/tokyo

戯曲は、

小野寺邦彦さんの『かけみちるカデンツァ』

お話は、とにかく飛んでました!
言葉から言葉がどんどんうまれて、場面も想像できない展開へどんどん変わっていって。あまりの情報量に読みすすめるのがちょっと大変。
どうなるの?とうなるの?この先どうなるの?と全然先のみえない中。
突然、えっ!?どうゆうこと!?
と、ぐーぅっと引き込まれます。そこからラスト一気です。
とっても面白い戯曲!!

この面白い戯曲、自分はちゃんとリーディング出来るか。

タイミングよくつい最近リーディング公演に行ってきました。
そこで得た心得。

★絶対かまない
★出番じゃないときは無でいる

これが、とても大事だと肝に命じました。

朗読下手だし苦手ですが、呼んで下さったことに奇跡と感謝を感じて、とにかく頑張ります!


しかし、今回のリーディング出演者方が、そうそうたる方々で、気後れしそうです。。。
でも、縮こまってはダメ!

こういうとき、私は、決まって心に念じます。

大丈夫。いくらすごくても、プリさんよりぶっ飛んだ女優は、いない。

自分の知るMAXを越えることはない、
と精神を落ち着かせるのです。

私は、先輩をいいように精神安定剤に使っています。

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★


























田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 18:33 comments(0) trackbacks(0)
とっかかり
topics_yakyo.jpg
『とっか、かり』

車両へ一歩踏み込んだのがスイッチ
ホームから流れるあなたが
長い長いうどんに引っ張られていく
1つ1つの銀の枠が
フィルムの区切り目みたいに
スタートする


<<あとがき>>

月曜の吉田先輩のカムめくりの無料ニュース。
私もあのニュースを聞いて、

生でみる

ことへの興味は変わらないんだなと思いました。
でも、とっかかりが大事で、手軽さが重要なんだと、改めて思ったニュースでした。

とっかかり と 手軽さ

イケメン地下アイドルの特集をテレビで見たのですが、まさにこの2つが戦略のポイントでした。

イケメンが間近に見られるという宣伝にひかれて、
ライブ一回1000円という安さで見られるという手軽さ。

これをきっかけにどんどんはまっていくお客様!わたしの力で地下から地上へ上らせるという思いで応援する、
という、相乗効果。

大量のエンターテイメントから選んでもらうには、
とっかかりと手軽さ が必須のようです。

無料配信、手軽なライブ、

ふと、昨年の “春フェス”を考えます。
また、出来たら。
気軽な“春フェス”ができたらなぁ〜


さて、
本日『野狂』DVD 一般発売が開始しました!!

興味のきっかけ!

宣伝映像

もちろん、ございます!

&#10145;http://www.3297.jp/topics/?p=757


チェックしてみてくださいっ♪

ホラーチックで、少々恐ろしいそうですが、大丈夫、お芝居は明るいです。


特典も、、、、
と、説明するよりも、まずは宣伝映像をど〜ぞ〜!!!


レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★



田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 18:12 comments(0) trackbacks(0)
あの時、なぜあの役を選ばなかったのか?
『はっぴよう会』

陽射しいっぱいの大きな窓
明るい光で向こうは光る
今日も向こうが見えぬのは
こっちを向いてる大量の贔屓目
は〜コワイ。
録るな録るな、思うな、思うな。


<<あとづけ>>

月曜日、劇団定期ミーティングがありました。
議題は、もちろん、『狼狽』の色々。

たくさんのお客さんが見に来やすくするには、興味をもってもらえるにはどうしたらよいかを考えていきました。

今回の『狼狽』、
カムカムでは初めての試み!?
を予定しております。
今後の情報公開を是非チェックしてください♪


さてさて、
何人かの劇団員で、三峰神社へ行ってきたのとこと。
羨ましい〜
私も、狛狼を見てみたい。

洋子のカムめくりにありましたが、
オオカミ(大神)は、憑き物をはらってくれるとのこと。

へ〜

オオカミは、どちらかというと恐いイメージがあります。
集団で動く動物なので神様のイメージはあまりなく、
狩猟動物なので狂暴の部類。
でも、オオカミの集団に育てられた少女の話があるように、異種動物を育てられる、確かに賢い動物なのかもしれません。

他にもオオカミを神様として崇めるところってあるの?

と思って、早速Wikipediaしてみました。

ヨーロッパや中国など牧畜が盛んだったことろでは、家畜を襲うオオカミは悪者として、
日本のように農耕文化のととろでは、農作物を食べる小動物を食べてくれるオオカミを慕い、
アイヌやネイティブアメリカンのように狩猟生活のなかでは、神格化された
そうです。

徐々にヨーロッパ文化化されていき、日本でも、オオカミ=悪い者、恐い イメージが定着されてきたとのこと。

なるほど、とても納得。

馴染みの童話でも、オオカミは悪者です。

赤ずきんちゃん、3匹の小ブタ。

この2つは、保育園の発表会で披露したことのあるお話。

赤ずきんちゃんでは、赤ずきんちゃんからおばあちゃんの行方を聞かれる通りすがりの人を
3匹の小ブタでは、二番目のお兄さん小ブタの役をつかんだのに、ハシカにかかり役替え。ブタ達に道を聞かれる鳥の役を、演じました。
両方と通りすがりの役。

保育園の発表会を思い出す度に、とても悔しい思いにサイナマれます。

なぜ、オオカミ役をやりたいとおもわなかったのか!

なんで悪役をめざさなかったのか。
悪いことをして、最後は殺されてしまう役をイヤだ思ってしまった、
そこを、おいしい!!と思わなかった自分のセンスのなさ!!

そこがほんとに、悔しくてたまらないのです。

赤ずきんちゃんも3匹の小ブタも、オオカミ役は、男の子がやりました。

赤ずきんちゃんのオオカミ役の男の子に先生が、お腹の中にたくさん詰められた石を抱えて、井戸まで歩く歩き方を
一生懸命教えていた姿が印象に残っています。

やられる最期のシーンがメインなんて
滅多にやれない役。
そこを選択しなかった、もう一生こんな役は出来ないかもしれない。
惜しい。

これが、私の「オオカミ」の思い出です。

最後に、
今回、オオカミが絶対出てくると予測しております。
そうなると、小道具でもオオカミ関連のものを作るのではないかと。
そこで、オオカミの絵を少し練習してみました。
オオカミに近づけるまで頑張ります。





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レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★
田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 19:38 comments(0) trackbacks(0)
『狼狽』が、気ニナル!!
『オオカミ』

真っ赤なドレンチェリー!
こちらに向けられる優しい灯り?
真夜中の暗闇に輝く小さな夢?
そんなやさしいおとぎ話は誘い水

上に下に、ノコギリにのびる
牙ったツララ
ダイヤの透明度はゼロ
野球選手のセラミックの歯色
が、待ち構える

唾液垂れぬ乾いた空洞で
何度も何度も、刺され抜かれ、

しっぽの毛に消えてゆく


<<あとがき>>

『狼狽〜不透明な群像劇〜』
公演情報、キャストが公開されました!
そして、昨日は『狼狽』チラシ&パンフ写真撮影。

今回お休みのわたしには、その動向が“非常に”気ニナル、気ニナル!
盛り上がってる皆の様子をみると、やっぱり羨ましい、ちょっとさみしい〜
わたしも皆と同じように盛り上がって、ロウバッちゃおうと思います!

『狼狽』チラシ&パンフ写真撮影。
前日まで、スケジュールやら撮影衣装やら、伝達でカムカム全体ラインはにぎわっておりました!

「キャリアウーマン風のシャツをもってる方、持ってきてください(プリタさん)」

その前に、洋子から、撮影で厚化粧するので、多色パレットを貸して欲しいと頼まれていたりで、

キャリアウーマンのプリさん!?

厚化粧の洋子!?

いったいどんな感じのチラシになるのー?!
興味はつのるばかり。

そして、
「撮影用にこんな感じの服を探しています」
と送られてきた写真が!!

“織田裕二”がさわやかな好青年で写っている写真と、女性誌のOggiに出てくるよ女性の写真たち。

えっ!えっ!
いままでのカムカムの感じからは、全く想像出来ない、、、

天狗とか、普通でバーのママさん風とか、だった私の時からは全く違って、なんかとてまおしゃれです。


その後、撮影前日の全体ラインで(省略文で)、

ワッカピアス、ワッカイヤリングあるかた持って来て(プリタ)

すみません、持っていないので、女子お願い(栄治郎)

持ってるものをあとで写メします(未来)

ありがとう。それらしいアクセがあったらお願い。(プリタ)

カチューシャがあったので持っていきます。(栄治郎)

カチューシャは、いりません。(プリタ)


と、ややこしい栄治郎のラインで、当事者じゃない私がイライラしながら、
ワッカピアスと、ワッカイヤリングというキーワードを得ました。

プリさんのキャリアウーマン&ワッカピアス&ワッカイヤリング、洋子の厚化粧、織田裕二、Oggi、、、

これが、『〜不透明な群像劇〜』というところなんでしょうか。

とにかく、出来上がりが非常に楽しみです。
そして、どんなお芝居になるのか
一番楽しみ!!

気ニナリマス!!!

そして、撮影当日、亀ちゃんから貴重な情報を頂きました。
撮影時、とてももりあがったトピック♪





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渡邉礼の写真です。
ハンチングから出ている横の髪の毛が
耳当てにみえる!?
とかで、撮影スタジオが話題になっていたそうです。

なるほど。。。実際、スタジオにいないと、この話題性を実感するのは、
難しいですね、、、、



さて、
長くなりますが、もう1つだけ。


狼狽(ロウバイ)

うろたえるという言葉ですが、
なんで、うろたえるという言葉に、狼(オオカミ)という強い動物の漢字が使われるのか。
皆さんもう知ってるかもしれませんが、、、
wikiで調べてみました。

狼は、前足が長くて、後足が短い動物。
狽は、逆に、前足が短かくて、後足が長い動物。
狽は、狼にまたがって、お互い支え合って生活しており、
どちらも、どちらがいなくては歩くことが出来ず、倒れて、動けない。
ということから、あわてふためくことを狼狽といったそうです。

では、なぜ、「狼(オオカミ)」なのか。

狼は、雄の動物。狽は、雌の動物。
で、両者ともオオカミに似た伝説上の動物のことらしく、
現代のオオカミとは別物で、

お互いがバランスを取り合って生活をしている意味の話にでてくる、動物。

のことらしいです。

これも、諸説あって、
狼がみだれる、狽がよろける、を意味するとか、
狼狽は、擬態語
などの説があるそうです。

調べてみると面白い。


表題と副題の関係
狼狽 と 不透明なな群像劇 
のつながりも不思議すぎ。
とにかく、気ニナルことがいっぱいです。

これからどんどん解禁されていくのかしらん〜?
楽しみ♪

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★
田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 14:07 comments(0) trackbacks(0)
あこがれの人に
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『あこがれ』

突然、
発色し濁流し
紫と赤乱れ絡み合う
血流

栓抜ける

心臓、臓器巡って
渦巻きながら
頭、爪先へ

全身潤血

勢いとまらず

底辺と頭上からふきだし

朱シャワー

そのオイル、いつ発火。

<<あとがき>>

今年のNHK大河ドラマが始まり、吉田先輩も盛り上がってますが、
NHKの大河はやはり大きな夢です。出演してみたい、大きな夢。俳優さんなら誰もが思うのではないでしょうか。
歌手が夢みる紅白、のように。
大河に出られるなんて、本当に羨ましい。大河に出られたらやっと親孝行できたと思えるだろうなぁ。
という私も吉田先輩と同じ、だんだん見なくなる派。
今年は、頑張って全回見るように!

大河俳優で浮かぶのはやはり西田敏行さん。一時期、彼ばっかり出演してみたあな事が言われてましたが、私は西田さんが大好きなので、大河に西田さんが出てると大河感が味わえて、しかも楽しい。

前は、竹中直人とか当時の勘九郎さんとか、意外なキャスティングで驚いたこともありましたが、最近はそうでも、
なんて思っていたら、昨年の『真田丸』の堺雅人さん。
20代の頃早稲田の銅鑼魔館という小さな劇場でエアドラムをかなでる王子様役をしていた堺雅人さんを見ていたので、
あの王子様が大河の主役までに、と思うとなんだか、、、色々、、、なんていうか、、、
感慨深かったです。


大河出演した役者さんで忘れられない方がいます。
根津甚八さん。

『太平記』に出られてて、途中降板した役者さんの交代での出演。
記憶がただしければ、あれは根津さん出演の第一回目だったんだと思うのですが、
座ってる新田(根津さん)の姿が映されるシーン。
パーン!と現れた新田(根津さん)の姿が、なんともいえず渋かったのです。他の役者さんたちとは全然違う、‘華々しさ’とは全く違う、時代劇じゃないけど例えるなら
“スモーク”
のような渋さ。
その渋さに、当時高校生だった私は一気にやられて、惚れてしまいました。

調べてみたら、根津さん唐十郎の状況劇場出身、アングラ出身の方です。
あの独特の渋さは、そういうところからきてるのかしら。

大河以来、すっかり根津ファンになり、
好きな芸能人は根津甚八、と答えていました。

映画「吉原炎上」「肉体の門」。どれも素敵でしたが、
大河の新田役がやっぱり一番。
まさに、そこにいるだけで絵になる役者さんです。

昨年末、訃報を聞いてとてもショックでした。まだまだお若いのに。
晩年は役者を引退されてしまったけど、舞台とか見てみたかったなあ。
本当に残念です。


根津さん以降も色々な人にあこがれ、感動して、そして
自分も人の心に語る素敵な仕事をしてる、のに・・・

伝える、伝わる、共感する、そして、あこがれる。

雲より高い山です。


レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★

今日の夜景は本当に素晴らしかったです。満月に、はっきりとした白い雲。
そして、夜空が、ダークブルー。黒じゃなくて、空の青が残るダークブルーでした。

























田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 23:57 comments(0) trackbacks(0)
新年力作
『酉』

ずっと巣だったままの鳥ちゃんたち
朝の起き鳴きのけたたましさ
何を叫んでいたんだろう
ねっとり鳴き野良猫か
怒鳴り声か
仲間の断末魔か
飛んでいけない囲われ鳥たち
天国のなかの地獄

<<あとかき>>

あけましておめでとうございます。

あっというまにお正月が終わり、
今日から仕事初め。

カムカムミニキーナは、
お正月中も春公演の準備スケジュールが全体LINEで。
新年から勢力的に動いております!

今年も、じゃんじゃん参りますので
どうぞよろしくお願いいたします!!!


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年末年始は、風邪で布団の中で過ごしていましたが、
その中で頑張った2作を。


手作り年賀状を作りたくて、作成しました。
洋子のハンコのような作品はむずかしいので、早く出きる手作り、を考えた末できた酉です。
洋子や恭子から、指紋流出、血判と。
確かに。
でも、なかなかの酉だと思っております。

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もう一つ、お餅。
今年は、餅つきからお餅を作ってみました。
もち米がたけたらすぐついて、20分位ついたら、お餅完成!
磯部、きな粉、お汁粉餅。
つきたて、おいしかったです。
杵がわりの棒は、先がつける道具がこれしかなかったので、ドライバーですが、
でも問題なし。

皆さまも機会があったら試してみて下さい。

今年も、オリジナリティー心を持って
過ごしていきたいと思います。

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★

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田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 17:54 comments(0) trackbacks(0)
ラストめくり
『愛騒音』


興奮と不安と
とにかく馴れないわれら二匹
母は、野良異種たちを可愛がり
われにより、赤ちゃん言葉でデーロデロ
父は、日毎に痰がからんで呼吸みだれ
隣のうるせージジィに、どなられ
そのうち毒もられんじゃないかと
被害妄想して、また吠えるしか解消できず。

あ〜
毛玉の絨毯じゃなくて
ほんとの緑の上で走りまくりたいんだよ。
テレビなんていらねーんだ。

<<あ、とがき>>


昨日の雨でぬれたのが原因かもしれません、
大晦日、正月はこのまま布団の中で過ごしそうです。
寝正月。。

本当は、レディースデーの今日、映画を見に行こうと決めていたのですが、断念。
今日見なきゃ見なきゃという気持ちが、
映画館のもぎりでチケットを切ってもらって、席につく、という
夢なのか現実なのかわからない幻想的な夢をみて、目を覚ましてよけいがっかりしました。
みなさん、風邪には気をつけてください。

さて、今年最後のカムめくりです。

年末の定番ですが、この一年を思い返してみたいと思いますが、

この一年、言われてハッとした一言
(今思い出せる一言)

を、思い返してみたいと思います。

「まず、設定を提示する」

春フェスの発表稽古の後の飲みで、それぞれのチームのダメだしをもらった時の、吉田先輩からの一言。
芝居作りの基礎中の基礎、「まず、設定を早く提示する。じゃないとお客さんがついてこない」ということを、吉田先輩に、言ってもらい、ハッとしました。


「結果、失敗だったんだよ」

春フェスの打ち上げにて、
スタッフさんから、内用に関して結局どういうことだったのかと聞かれて、
伝わってなかったのかと愕然としたところへ、松村さんから総括された一言です。

「いいや」

野狂の大阪公演場当たり中、八嶋さんに、八嶋さんとの絡みのシーンで「やりづらいか」相談した時に、言われた一言。まるっきり気にしてないと。
この時、自分勝手な思いに反省。芝居はもっと上の次元で作ってくもをやだなと、こんな事を言ってしまったことを恥じました。

「これは、ほんとに、女の人の話」

野狂の初通し稽古を見た後だったか
恭子が、言った感想。
やってると気づかないことが多いので
なるほど、とハッとしました。

「みんなで、助け合っていきましょう」

ほんとに個人的な事に、亀ちゃんが言ってくれた一言。
そんな、みんででって、そこまでして思ってくれるとは、と有りがたく思った一言。

「ごめん、川口さんと話に夢中で、レミと話せなかった」

客演に見に行きてくれた、元さんからの一言。正直だなぁとおもった一言。


「本当に悪かった、今度おごらせて」

謝られたときの一言。
奢るって。。と思いましたが、精一杯の謝罪だったのかもしれませんが。


今思い出せるのは、このくらいです。思い出せば、まだまだ、たくさんありそうです。


























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遅ればせながら、
「精霊の守り人」にはまってます。

なんか、カムカムのお芝居っぽくて、
おもしろい。
この、年末年始は、このシリーズを読んで、
野菜ジュース&みかんで、過ごそうと思います。

では、みなさん、
良いお年を〜

風邪には気をつけて。

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★
田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 23:41 comments(0) trackbacks(0)
ことば〜アイヌの心〜
『天空と電話』

天空へ電話線を繋いで
わたしには見えない聞こえない通信を
交信しているマンホールを抱えて
まだ、テスト期間なので
色々チェックされているのです。
マンホールは風船のように自由に空へ
いつでも飛んでいく
天空からの電話線が溶けてくように
わたしはミッションをクリアしていくのです。


<<ことがき>>

ETV特集「今よみがえるアイヌの言霊」を先日見まして、とても感動しました。
見た方もいるかもしれません。

全国の民謡を研究する一貫で、戦後に採録したアイヌの人達の語りべ(節のついた語り)のレコード100枚を復元して聞くというドキュメンタリー。

今まで文字でしか見たことのないアイヌ達の語りべを、生で聞けたということで
研究者やアイヌの文化を伝えようとしている人達には、物凄い夢のようなこと。

アイヌ文化に無知な私でも、その語りべはとても素晴らしく、感動しました。

そこには、自然と共存する基本となるもの、生きていく知恵が沢山つまっていたのです。

まず、アイヌの人達の感謝の心。
木や空、動物、植物はもちろんお茶碗やお鍋などの道具もカムイ(神様)が宿っていると、感謝する。
なぜ、茶碗や鍋に?
というのは、手で水をすくうと隙間から流れてしまう、
鍋のように熱いものを手ではすくえない
ように、人間より凄い事が出来るものは全てカムイと。
なので、お茶碗が壊れたときは、祈りの言葉を捧げて感謝したそうです。

アイヌには、文字というものがなくて
全て言葉で語りつがれていったようで。

色々な語りのなかに

ユカラ

という、特別な語りべが物語を語り、皆でそれを聞くという大人の遊び!?
があったそうです。

その語られる話は、例えば男女の恋愛ものなのですが、その内容がSFでファンタジー。
主人公が天井の窓から飛んでいくのを追いかける、とか
死の世界で戦い、地上へ戻る、とか。
語りは一人称で語られるので、聞いてる人達はみんなどきどきして聞くとのこと。
その壮大な物語から生きていく知恵を学んでいったそうです。

話しのスケールの大きさは、そのままアイヌの人達の懐の大きさだと、研究者は言っていました。


いくら自然に優しく懐の大きいアイヌの人達でも、喧嘩やもめごとがおこることもあるそうで、そういうときでも、節つきの語りべで解決していくという

チャランケ(談判)

という語りべもありました。

もめごとの当事者二人と、仲裁人と3人で語られるもので、
例えば、自分の領土を侵して猟をされたことについて、
被害者&#10145;私は自然にさからわず真面目にやってきたのに、あるとき突然私の前をふさぐものが現れた
加害者&#10145;侵かすつもりはなかったが、突然熊が現れて、撃ってその肉や皮を売ってしまった、私は罪をおかした、謝りたい

と。
解決するまで、何時間でも歌うそうで、罪と理由、詫び、をゆっくり節をつけて、ゆっくり語るそうです。
そうすることで、感情的にならずにすむからとのこと。

なるほど〜
ゆっくり、節をつけることで、怒りを抑えるというのは、
まさに、目からうろこ。
オペラみたいだったら、感情がたかぶって刺してしまいそうですが、
民謡のように低スピードならではのもの。

チャランケは、解決したらそれで終りというのではなくて、
その事例を参考にして、今後起こったことの知恵にしていったそうです。

知れば知るほど、素晴らしいにつきるアイヌの考え方。

先人達の知恵、なんて番組もありますが、
今より原始的だった昔の人達の知恵を学ぶと、
生きていくということは、結構責任があって、それは楽しいことだなぁ
とちょっと思ったのです。

テレビでみた知恵を、すみません。

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★

田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 00:17 comments(0) trackbacks(0)
no title
『月の酔いしれ』

あのときの夜のように
満月が霧で幻想的に
魔夜の森を
愛欲的な湿度たかい白いシーツを
気楼に色を塗ったあの夜は
もう訪れない

いつもコンパスで書いたような
パキッとした月を
目のあたりにするのかしら


<<あてかき>>

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今宵は、コンパスで書いたような
円形の月ですね。

月はまんまるすぎてもあまり、、、
少しかけてるほうが素敵ですね。


月と言えば、
子供の頃、学芸会で、月とか太陽とか星とか、そういう天上にあるもの役には縁がなかったです。

天上が照らす、地上の者でした。

役は先生が決めるから天上役はだいたい決まっています。

でも、今思いかえすと、天上役になりたいと思ってなかったし、
田んぼを耕して、手拭いで汗をぬぐう、っていう動作がすごく気に入って得意になってやっていたのを覚えいます。

しかし、はしかにかかって、直って復帰したら、天上でも地上でもない、
鳥という間の生き物になってしまったことがありました。
一こと言って、一周してはける。
モチベーションがさがった記憶があります。

今だったら、楽しく出来そうですが。


と、最近、子供のころの学芸会のことを思い出します。
過去の自分の出演舞台よりも。
最近はボケてしまったのか直近の舞台が思い出せません。

自分が死の間際に自分の人生を思い返した時に何を思い出すのか、
学芸会なのか、出演した舞台の1つなのか。それとも、全然違うことなのか。
なんでもいいけど、全く舞台を思い出さなかったら、寂しいですね。


月と言えば、
ベートーベンの『月光』という曲に感動して、一生懸命練習したのですが挫折しました。

『月光』のあの暗い感じの繰り返しが転調していく感じが好き、
月に色々形がかわるその月の姿を表してるのかなと勝手に思っていました。

月の形が変わるのは、切ない希望がありますよね。

次の上弦の三日月の時にまた会いましょう、とか、
ロマンチックで、ドラマチックに思います。

と、今日の幾何学的な月をながめながら
なんでもない事をめくってしまいました。

わたしは、月のなかのウサギなのか、魔女なのか、どちらも
全く見えません。
なんの絵にも。
そういうロマンチックな創造力は乏しいようです。

レミーマルタン・コニャックでした。おやしすみタバタ★★★

田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 22:43 comments(0) trackbacks(0)
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