『にんじん』
地球に一本のにんじんがすわってまして
それは、地面からはえてるよいにも
地球をさしている、強いては豚の腸づめになりそうな体袋をさいる
ようにと、
恍惚とした顔からスライドすると
そこには自分から引き裂かれた臓器がにじむ
そこで絵がとまる
<<あとがき>>
いや〜、素晴らしくおもしろかったです!
松村さん演出、小山慶一郎さん主演の『グレート・ネイチャー』。
昨日見てまいりました。
あんなに面白いお芝居だったんだ!
もとになっている『大自然』に、幸運にも出演していた自分。
ほんとに、あれは幸運でした。今思うと物凄くラッキーな経験をさせてもらっていました。
とにかく最初からラッキー。
もともと『大自然』のメンバーに入ってなかったのですが、道でばったり松村さんにあったのがきっかけで、ラッキーにも出演させてもらえることになったのです。
『大自然』は、エチュードで作っていったお芝居。
清水宏さんの弾丸、破天荒、不条理、且つインテリ、でもって押しが強い球と
今奈良さんという、宇宙規模の懐を持つ、どんなにおかしいことでも、あらゆるものをなんでもありにしてしまう、ありだと納得させてしまうビームを、
成清さんが体当たりでくらう。
偶然から生まれるシーンが、公園から、原っぱへ、草原へ、どこだかわからないけどとにかくなにもない広い場所へ、どんどん世界が広がっていった、エチュードでした。
『グレート・ネイチャー』を見ながら、『大自然』のことを思いだしました。
そんなネタがあった!そういえば手品だー!こんなに素敵な歌だったんだ。。。あのネタが生まれた公民館での稽古のこと。
こんなに感動するシーンだったんだ。。。
実際、『大自然』中はとにかく必死で、『大自然』のことをほとんど覚えていないのです。
とにかく、いわれたことをやることに必死。
だから、こんなに面白いお芝居だったことに気づけてなかったし、あの時間、物凄くもったいないことをしたことに、お芝居をみながら後悔しました。
エチュードのように生っぽくやる学校のシーンと、
アングラみたいにおもいっきり芝居じみてやる記念館や喫茶店のシーンとの
バランスも、とても面白い。
やっぱり面白いお芝居なんだなぁ、と
深く感じます。
『すべてはここからはじまるんです』
はじまるから、それまでがおわって、おわったから、はじまる・・・
清水先輩がはきだしたたくさんの言葉のなかでこれが一番心にきてます。
世の中のすべてのことは、これにつきるんじゃないのではないでしょうか。
不思議なお芝居です。
あんなに訳がわからないのに、突然的なのに
不条理のはずなのに、理にかなったことに繋がっていく。
表裏ってこういうことなのでしょうか。生死もこういう局面なのでしょうか。
だから面白いのでしょうか。
あー、できることなら
もう一度『大自然』をしたいと思います。
清水さと、今奈良さん、成清さん、
今思うと、豪華なメンバー!
そんなことを感じさせてくれたのは、他でもなく
今回の『グレート・ネイチャー』の出演者、小山さん、久々沢さん、中山さんがすばらしかったからにつきます。
『大自然』は、あまりにも独特なお芝居だから再演不可能だとおもってましたが
見事に『グレート・ネイチャー』にしてしまった今回の出演者がたの力だと思います。
とにかく、『グレート・ネイチャー』
素晴らしく楽しかったです。
さて、カムカムももうすぐ!
いよいよ、『>(ダイナリィ)』プレイガイド先行はじまりました!
■イープラス プレオーダー
9/16(水)12:00〜09/24(木)18:00
■カンフェティ 先行
9/16(水)19:00〜9/24(木)
一般発売日(9/25)より早くチケットゲット!"
よろしくです!
レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★