『肝同志』
人も、豚も、狸も
肝までむけば、一緒の仲良し同志
とどかない小さな手紙を
裸と配るハイウェイ
なんの違和感もスルーウェイ
これがまともに
心地好いランバ
<<あとがき>>
ただいま
アジア系の人呼び込みする風俗、
飲みや、ビジネスホテル、過剰にサービスする男子専用のホテル、コンビニがならび
酔っ払ったサラリーマン、過剰に微笑みかける東南アジア人、地味なカップル、おやじ、
5メートル先から落ち着きがない様子で、こっちをみるサングラスに釣り帽の男性
男性カップル、下着の女、
様々な夜の人たちが混在している
大塚の繁華街で、ブログを書いてます。
歌舞伎とは違って、
どんな人種も入足OKな、大塚の一本道の繁華街。
怪しげな繁華街でママチャリとめて
地味な稽古がえりのおばさんがずっと携帯いじっててもなんの居心地の悪さもありません。
むしろ、ほって置いてくれて、いや、受け入れてくれて居心地よし。
ここは、なんでもあり!の道路、世界のようです。
「まててね、すぐもどてくるからねー」
綺麗な中国人らしきのお姉さんがいってはしっていきました。
そして、ネズミも一緒に。
いろんな人が沢山います。
その人たちの目的は、さまざまのようで。
30分くらいいますが、なんか素敵な町に思えてきました。
この混在感。
『スワン・ダイブ』の世界も、いろいろな世界が混在しています。
生の世界と死の世界、過去と未来、あっちとこっち、
これは、台詞にもでてくるのですが
壁、または柵がない、真逆とされるものがいりくんだ世界です。
不思議な世界。
でも、もっと不思議に感じるのは、
そんな不思議な世界が、言われてみれば、よく考えてみれば不思議だけど、
そんなに違和感が感じないということ。
起こってること、でてくる人は、はちゃめちゃでぶっとんでますが
ありだな、あっ、そうなんだぁ、そうか〜
と、納得。というか、違和感がない。
ありの世界、に感じるのです。
なんだろう。
それは、演じてる役者さんたちが素晴らしいからかもしれません。
でも、この仰天の異質な世界のはずなのに、
むしろ、土着的、人間的、私たちの根底にある違和感のなさに、
毎回、稽古で、不思議を感じてます。
『スワン・ダイブ』の不思議を是非味わってください。
レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ☆☆☆