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『G海峡』閉幕!!
あっ!!
と言う間に大阪で『G海峡』の大千秋楽を迎えました。
小屋入りして、
次の日は、わずかな時間で場当たり、
1ステ、2ステ、
今日は最後の3ステ目。
本当にタイトではありましたが、
どのステージも大阪のお客様のおかげで楽しく舞台に立てました!
本当に本当に、素敵なお芝居!
客演の皆さんも本当に素敵な方々ばかり。
最後に夕輝壽太くんが涙、涙の挨拶、
武田航平くんがとてもしっかりとした誠実な挨拶!
カムカムの劇団のことをとても褒めてくれて、
劇団員みんないいやつだ、
と言ってくれて、

そんな君たちがいいやつだ、って劇団員はみんな思いました。
本当に本当に、とても素敵な出会い、芝居、ロープで繋がって、
なんだか、絆が生まれた気がします。
今後とも、このご縁、繋がりますように。
観にきていただいたお客様も、
今後ともカムカムに繋がっていてくださいね!

舞台のバラシがおわり、
何人かで銭湯に行って、
ただいまバスに揺られています!

大阪、ありがとう!



実は、その銭湯でも大阪の方にお世話になりました。

大荷物の私たちに、気さくに声をかけてくれて、
「雨も降って大変やから、タクシー呼んだるわ」
と、タクシーを呼んで、
さらにお見送りまでしてくださいました!
最後には代表でミオさんと連絡先の交換まで!
来年は大阪公演観に来てくれるかな。

最後の最後まで、大阪、ありがとう!

洋子でした!
長谷部洋子「長谷部洋子のちいさな世界」 | 23:56 comments(0) trackbacks(0)
本日大阪初日!
おつかれさまです!
本日大阪公演初日!!
昼・夜ともに満員のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございます!!

大阪のお客様、本当にあたたかく、素直に大きな声で笑ってくださり、集中して聞いてくださり、とても嬉しいです!
ありがとうございます。

今回は奈良公演がなかったので、
奈良からもたくさんのお客様が来てくださり、誠にありがたいです。
ありがとうございます!!

今は初日打ち上げ中です。

明日の千秋楽は、完売でしたが
なんと若干お席がご用意できるとのこと!!!
http://www.3297.jp/g/stage/osaka.php

ぜひ、ABCホールでお会いしましょう!!
お待ちしております☆

明日が大千秋楽!!
このメンバーで出来るG海峡を大切に、愛おしんで、
いつも通り、楽しんで張り切ります!




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本日の打ち上げの様子を。


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奈良のナ・ライブの方もお手伝いくださって!ありがとうございます。


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打ち上げの最後は大地とマサキの漫才を見つつ、、、

明日も元気に一同お待ちしております!!

では、やすこでした!

田原靖子「やすこのノットすこやかダイアリー」 | 23:37 comments(0) trackbacks(0)
『G海峡』大阪入り!
『西の都会の風き』

時計をはや回しして
時間を先走って着いた 西風の土は
変わらず そっけなくほっておいてくれる

みたこと
いったこと
そんなの
さいふのなかのお札

まわりめぐって、また我が中へ

こばばずーだらまんじゅう

<<あとがき>>





IMG_20141128_183356.jpg
大阪入り!

なかなかタイトなスケジュールで
一日があっという間でした。

こんなに、タイトなスケジュールは、
なかなか、まれにみる! 感じです。

明日の、大阪初日まで、怒涛です!
ドキドキ。

無事、終われるますように!





IMG_20141128_213739.jpg
大阪、『G海峡』ステージです。

見た目は、東京と同じでようですが。
裏通りは、全く違います。
実際、稽古してやる時間は、明日、ごくわずか。

みんな、本番にむけて
おさらいしてます。

この人の、
前日おさらいとは?

IMG_20141128_235216.jpg
中島栄治郎。

役づくり
白髪染め、
を考えています。

彼の、白髪染め化粧品。

中島栄治郎は、
白髪染めに、かなりのこだわりをみせてます!

かれの
老け役、お楽しみに!


レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★



田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 14:02 comments(0) trackbacks(0)
過程。
お疲れ様です。亀岡です。

さて、カムカムミニキーナ2014年本公演『G海峡』も、残すところ、後大阪公演の3ステージを残す事と相成りました。

このカムめくりでも、各劇団員のそれぞれの大阪公演までの過ごし方が垣間見れ、そして、そんな過ごし方を経て、本日、一部の劇団員は、大阪に旅立ちます。

昼過ぎに、東京公演が終わって一度降ろした荷物を、再びトラック3台に分けて乗せる。

そうそう、このセットこのセット。

こんな小道具あったね。

そんな事を思い出しながら、ジワジワと大阪公演へ気持ちが高まります。

そんな高まる気持ちとともに、思う。


うん、こーゆー作業もやっぱり大事だね。


どーゆー流れで、どんな風にして舞台が出来ているのか。

お芝居が出来るまでじゃなくて、舞台が出来るまで。

我々役者がお芝居をつくっていくのと同時進行で、僕らが大阪まで色々やっている間にも、どーゆー方々が関わってくださって、お芝居をする為の舞台がどーゆー風に成り立っていくのか。

「これ、どこで使ってるんですか?」

「ハシゴの揺れを抑えるために、つなぎで使ってる材料だよ。」

「こんな照明ありましたっけ?」

「これ、照明っぽいんだけど、照明用のバッテリー。LEDの照明は電気食うからね。」


舞台をつくる過程でもちろん劇団員も関わっているのですが、その過程で見なかったものもいっぱい。

僕らが参加して立て込んだ後も、役者の安全を考えて、お芝居をよく見ていただく為に、もうひと手間。


もちろんね、普段から意識しているつもりですが、実際トラックに舞台を積んだりしていると、新しい発見や気付く事がまだまだ。


様々な思いで臨む大阪公演。


一足お先に、大阪入りしてまいります。

それでは、また。
亀岡孝洋「亀岡のアレ。」 | 23:51 comments(0) trackbacks(0)
おすすめ「観劇サンドウィッチ」
ニーメンハオ。
水曜担当・弥央です。

「G海峡」大阪公演初日まであと3日。
このカムめくりでも、連日大阪公演のPRが続いておりますが・・・
今日は「G海峡」をよりお楽しみいただける観劇プランをご紹介。

まずは開演前。

すこ〜しお早めにご来場いただき、ぜひ物販コーナーにて
「G海峡」パンフレットをお買い求め下さい♡
終演後にお求めいただくことも多いのですが、
今回ばかりは先に読まれることをお勧めいたします!

パンフレットをひらいてすぐの松村さんによる「あいさつ文」。
そこには「G海峡」にこめられた思いが語られており、
事前に読んでいただくことで、これから「G海峡」を“旅”する皆さんの
心身を整えてくれます。

そして「あらすじ」。
観劇前に読むのがお嫌いな方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
今回は時間軸も長大で、複数の物語が絡み合っているので
予備知識として頭にいれておくと良いです。

そしてそして「人物相関図」。
いつもは諸事情(?)でパンフレット掲載に間に合わないことが多いのですが・・・
今回は無事間に合いましたー!
「G海峡」では、客演陣・劇団員ともに1人何役もこなしているため
よりややこしくなっているので、この「人物相関図」があれば
「この役とこの役は同一人物?それとも別人??」
と混乱することなくご観劇していただけます。

ここまで読んだくらいで、
そろそろ舞台上では何かが始まるころかもしれません。
ひとときパンフレットから離れて、舞台上の模様をゆる〜り
堪能していただくのもよいでしょう。
ゆる〜りと、で大丈夫です。

で、実は・・・

もうひとつ観劇前に見ておくとよいものがあります。
それは映画「飢餓海峡」。

1954年に実際に起きた青函連絡船の転覆事故を物語の背景にした
水上勉の推理小説が原作で、
日本を代表する映画俳優・三國連太郎が主演、
伴淳三郎&高倉健の助演で送る、まさに邦画の最高傑作の
ひとつといっても過言ではない作品。

ただし・・・

なかなかレンタルビデオ屋さんには置いてないし
大阪公演まであと3日しかないのに間に合わない・・

という方も多いと思います。

しかし、ご安心下さい!

「G海峡」パンフレットには「飢餓海峡レポート」というコーナーがあり
そちらで映画のあらすじや、松村さんが好きなシーンについての
突撃取材メモなどがのっております。
ぜひ開演前に読んでいただければ、観劇するときの
ガイドになるかと思います。

さあ、ここまでパンフレット読んでいただければもう観劇準備はばっちり!

あとは「G海峡」本番をたっぷりとご堪能ください!

さらに・・・

29日に大阪公演をご覧いただくみなさまには
アフタートークもあわせてお楽しみ頂けます!
観劇後でしか聞けないあれやこれや・・・がいろいろ飛び出すかもしれません♪

観終わった後は、
物販コーナーを心ゆくまで物色していただき、
「G海峡」オリジナルグッズなど、ぜひお気に入りの品を見つけてください。

そして、帰り道もしくは帰宅後
もう一度パンフレットをひらいてみてください。

◆大女優・渡辺えりさんと看板俳優・八嶋智人が「座長・松村武」を
大いに語る豪華対談!

◆主演男優・武田航平さん、夕輝壽太さんというイケメンおふたりに
カムカム看板女優・藤田記子が組み合わさった未知なる鼎談!

◆自身を“二次元人間”と称するほど、本をこよなく愛する劇団員・山崎樹範が
「G海峡」着想の元になった本「一万年の旅路」をレビューとともに紹介するコーナー!

◆「縄文時代」「ネイティブアメリカン」「東北」・・・これらがどうつながっていくのか・・・
実際に作家・松村武が旅して撮影した写真とともに、
「G海峡」の最深部に触れることのできる取材記!

・・・と、盛りだくさん!

個人的には、キャストプロフィールページの「Q&A」にも注目して頂きたいなと
思っております。
質問は、

Q.もしもイタコさんに口寄せしてもらえるならば、誰を呼んで何を
  聞きたいですか?

とシンプル。
文字数は、それぞれのページのスペースが許す範囲の上限だけをもうけ
あとは自由に答えていただきました。
質問がシンプルだと、こんなにも答えがバラエティに富むんですね。
1人1人個性が出ていて本当に面白いです。
その個性がカブってしまったキャストも中にはいましたが・・・(^^;)
その辺りも、ぜひぜひ楽しみにしていてください。

さあ、大阪公演初日まであと3日!!!

ぜひ、

パンフレット⇒「G海峡」本番⇒パンフレット

のサンドウィッチでお楽しみください。

それではまた来週♪
再見!
【捲終】
米田弥央 | 10:55 comments(0) trackbacks(0)
せまる大阪!
火曜日になりました!

藍山です。



今週末はついに
G海峡大阪公演!!



カムカムや松村さんのツイッターでは、
素敵な舞台写真が公開されております!

東京公演を観てくださった方は思い出して楽しみ、
大阪公演を観てくださる方はどんなシーンか想像して実際の舞台で答え合わせ・・・
なんて楽しみ方も出来るかもしれません。



G海峡、見所はたくさん。

岩手、青森、函館、アメリカ、そしてアラスカ、南米。
色々な場所が登場します。
1万年前から現代まで、
時間・空間をあっちこっち行ったり来たり。
そんな感覚が味わえます。

大きな石が中心にある変わった舞台で行われる色々な縄の表現シーン。
壽太さんを中心とした体当たりな迫力のあるシーンだったり、
武田航平さんを中心とした命を縄でつないでいくような緊迫したシーンだったり。
同じ縄を使っているのにみんな違う色を見せていく。


大きな石。続き石。
実際に岩手・遠野にあります。
二つ並んだ石があって、
その上にどかっと大きな石が乗っかっています。
幅7メートル、奥行き5メートル、厚さ2メートルの大きな石だそうです。
古代人の墓説。
弁慶がのせたという説。
色々説が残されているそうです。
前の公演「遮光器」でも義経の話が関係していたこともあり、
不思議な縁を感じます。



開演前にも舞台上でなにか起こってます。
早めに会場にこられた方は、席に着いたら舞台を観てみてください!


アフタートークのある公演もございます!
29日!

■11/29(土)13:00
「ただいま大阪★カムカム皆で海峡トーク!!」
→出演:八嶋智人、松村武、藤田記子、田原靖子、田端玲実、亀岡孝洋
■11/29(土)18:00
「武田航平★夕輝壽太のギガトーク!!」
→出演:武田航平、夕輝壽太

昼も夜も豪華です!!


29日はまだどちらも席ございます!
開演2時間前までこちらでお申し込み可能!
http://www.3297.jp/g/stage/form.php

早い者勝ちですよ〜。


G海峡、大阪公演!!
よろしくお願いいたします!


それでは今日はこのへんで!

藍山でした。
藍山彩 | 08:56 comments(0) trackbacks(0)
カムカムABC☆

みなさん
こんばんは!みくです。
 
いよいよ、G海峡の大阪公演が
近づいてきました★
 
なんだかすごく緊張してますが
観ていただけるのが嬉しいです。
ありがたいことに大千秋楽の
11/30は売り切れ、超満員!
11/29はまだお席あるようです。
 
な、な、なんと29日は
各回にアフタートーク付き♡
13:00の回はカムカム劇団員大集合!
18:00の回は航平さん壽太さん!
わくわくしちゃいます。
その回のチケットさえ持っていれば
アフタートーク見れるので
迷っていらっしゃるお客様は
ぜひ、参考にしてくださいね★

 
さて、昨日は…
大阪公演当日にお客様皆様に
お配りする当日パンフレットを
一枚一枚手で折り込みました♬
 
作品も勿論ですが、
グッズや当日パンフレットも
丹精込めて作ってます!
ぜひぜひ手に取ってみて下さい♡
何か一つでも誰かの宝物に
なりますように!
 
そして、そのあとは…
12/6に都内で開催される
カムカムの忘年会イベント!
《ザッツ忘年会★2014》の
企画会議もしましたよん。
 
今年もお客様に楽しんで
頂けるように話し合い!
素敵な夜になりますように!
 
ありがたいことに今年も
たくさん予約を頂いてます。
まだまだご予約受付中です!!
2014年、いろんなことが
ありましたが12/6に
パーっと呑んで食べて話して
ゲームもしちゃって!
とびっきりいい気分で2015年を
迎えたいですね♡
 
劇団員一同お待ちしてます!



さあ、
来週このブログを書いてる頃には
G海峡終わっちゃってます。

とにかく必死に全力でやります!
ABCホールでお待ちしてます!

 
みくでした。
未来「未来日記」 | 21:29 comments(0) trackbacks(0)
来週土日は大阪へ!
いよいよ来週!
11月29日(土)30(日) は
大阪のABCホールにて、
残り3ステージ!
『G海峡』

私は逃げて逃げて逃げる、夕輝壽太くん演じるエンゾを
追いかける刑事側の人間なので、
『G海峡』で多様されるロープワークにからむことが少ないです。
稽古場でも外から見て楽しんでいましたが、
舞台に入ってから、
照明、セットと合わせて見たときに、
次々とロープの形が変わっていく様がより面白く、
いい緊迫感も生まれて、
目の前で創られていく世界に引き込まれる感覚が、
とても不思議で心地が良かったです。

ロープ、ロープ、ロープ!
時代も場所も人もめくるめく舞台、
大阪のみなさま、
大阪近辺のみなさま、
大阪から遠い方も!
11月29日のチケットはまだお席ございます!
ぜひお見逃しなく☆

↓チケットのご予約はこちらから↓
http://www.3297.jp/g/stage/form.php
開演2時間前まで、お座席のご案内できる限り!
ご予約受け付けます!




image.jpeg
長谷部洋子「長谷部洋子のちいさな世界」 | 21:20 comments(0) trackbacks(0)
棟方志功
おつかれさまです。
やすこです!

G海峡、東京公演観にいらしてくださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます!
次は大阪です!11月29.30日。
ラスト3公演。

さて、G海峡、昨日のれみさんのカムめくりにもあったように、
東北弁がぼんぼんでてきます!
東北チームのひとは、ぼんぼん東北弁を喋ります。

私は喋らないのですが、
東北チームのみんなは、東北出身の彩に自分のセリフ部分をしゃべってもらったものを録音し、耳で聞いて身体に叩き込ませていました。

本番中の女子楽屋で、なんか東北弁セリフの録音したものが何回も聞こえてくるなぁと思っていたら…

れみさんの携帯のメール着信音が、
彩のセリフ録音声になっていました。。。!

れみさんにメールがくるたびに、流れる彩の東北弁・・・。

本人はなぜそうなったかわからないようなのですが、
なんかそうなってしまうくらい一生懸命ずっと聞いていたんだなぁ、、、と密かに感動していました。

さて、
なぜ東北弁がたくさん出てくるかというと、東北にある恐山や恵山山麓という場所が物語の舞台になったりするからなのですが・・・

東北色の色濃い今回の作品のなかに、
東北出身である棟方志功(むなかたしこう)という板画家の
「華狩頌」
という作品にインスピレーションを受けたシーンがでてきます。

この板画は、
【花と鳥で埋められた背景のなかで、馬上の3人が弓を引く。何が獲物かとよく見ると、手元には弓も矢もない。。。】
という構図なのですが、

武田航平さん演じるツキノエの語る
「心で花を狩るんだよ」
という言葉。

最初のころ、絵をみても、考えてみても、想像力が及ばなくって、どういうことなのかなぁとずっと考えていて、棟方志功の自叙伝を読んだらこの板画のことがちらっと書いてありました。

(この板画をつくるにあたって)
「花を狩るこころおもいで板画しました。けものを狩るには、弓とか鉄砲を使うけれども、花だと、心で花を狩る。きれいな心の世界で美を射止めること、人間でも何でも同じでしょうが、心を射とめる仕事、そういうものを、いいなあと思い、弓を持たせない、鉄砲を持たせない、心で花を狩るという構図で仕事をした」

これを読んで、このことばの意味を自分なりに少しわかったような気がして。

棟方志功さんの本を読んでいると、
「禅」というものが身体に染み付いている方なんだなぁと思います。

その作品にインスピレーションを受けたシーン、
本当にとっても素敵なシーンです。

ぜひ、劇場でみてほしいです!!

29日はまだお席あるようですので、
ぜひ、ABCホールにて、お待ちしております!!

大阪、楽しみです!!

では!やすこでした〜。










田原靖子「やすこのノットすこやかダイアリー」 | 19:11 comments(0) trackbacks(0)
東北の風を感じて 〜『G海峡』残り3ステージ〜
『東北の風』

ぼやけた かすかな
いま、ふみ抜いてしまいそうな
境界線に
踏み沈んだ底なしの
浮遊で見渡す、白霧の世界
白樺の皮を、何枚もにスライスして
べったらづけより薄い膜を
かざされているような
もやもやとした
着地点。

雪を踏み締めた感触を
あえてさけて
浮遊し続けて
切り裂く風の中に、煖を見つけに
ただ歩き惑う

<<あとがき>>



『G海峡』東京公演が終わって一週間、そして大阪公演まであと一週間。

東京公演よりもさらに大阪公演はあっという間に終わってしまうような気がします。

『G海峡』。。。

『遮光器』に引き続き、青森が舞台。
東北の世界です。

『遮光器』の時から、東北弁については心してやるように演出があらりました。
ただの真似でやると、東北独特の感じ、東北の世界観が全くでないと。

この東北弁に、私は結構苦労しています。

発音や、イントネーションばかりでなく、ゆっくり話すことに、
そして、なるべく低い声で話すことに。
でないと、これは感覚なんですが、ゆっくり低い声で話すと、東北弁に近い感じで聞こえ、東北弁に近い感じだけじゃなくて、雰囲気も東北人らしく聞こえるのです。

東北の人でも、高い声で、早口の人はいるでしょうが。

昨年までのカムカム作品は、
どちらかというと、長い台詞でも、ブレス少なく早くしゃべる
というような感じだったのですが。
今年は、リアルな世界へ。

なので、東北弁の雰囲気でなく、『し』は、『す』、『ち』は、『つ』、を正確にやることからはじまりました。

言葉を正確にやることから、独特の世界観がやっと生まれると。


そして、
一番、苦労した(してる)のが

東北人、独特の『あっけらかん』とした感じ

と、いう、演出。

『遮光器』の時から言われたのが
明るくなるな、陰気な感じを出して、もっと暗く、卑屈な感じ
と、いうもの。
もっと、心で思ってることと、言葉が違う感じ、というもの。

そして、そこから繋がる『あっけらかん』とした感じ。

この、『あっけらかん』という感覚がなかなか理解出来なくて、
あっけらかんというのを、どうしても明るい人をイメージしてしまって、
卑屈さと結びつかなくて東北感がわからなかったのです。

『あっけらかん』と『卑屈』も、辞書で今更調べたりして
でも、かなかな演出される東北人のイメージができなかったのです。

両方ともその言葉の意味だけ
『あっけらかん』=明る?
『卑屈』=暗い
と、単純に、いま思うと恥ずかしいほど単純にしかうけていなかったので
大きな意味で捕らえられなかったのです。


『遮光器』に引き続き東北人役の恭子に聞いて
やっとなんとなくわかったのは、
『あっけらかん』とは、嫌なことでも
サラッという、明るくいう、
例えば、
『あたし、足臭せーから』とかを笑っていう、
とか、
『あたし、足臭せーの』を愛想なくサラッと言って、そのあと、愛想笑いをいれる

この、台詞のあとの『(笑い)』=愛想笑い、
は、『G海峡』では、東北人の役の人
の台詞にはほぼ出て来ますので
チェックしてみてください!

『あっけらかん』とか『卑屈』とかは、
単純にいえば、『自虐的ギャグ』みたいなもので
なにも、暗くやる必要は全くないし、正確的には明るくて全然いいのです。

これをなんとなくわかってからは、
東北弁も楽しく、お芝居もなんとなく楽しくなってきたのでした。

なので、
あと、3ステージしかないのが
残念で、淋しいです。

大阪公演、
楽しい地方公演♪
で、終わらず、いいステージにできたら幸せです。
是非見に来てください!

29日は、
お席まだまだ用意できますよん♪

お待ち申し上げますー!

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★
田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 23:08 comments(1) trackbacks(0)
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