『いろいろ、よどみました』
いくじがないので
だんごに串がさせなくて
ずんだらみたいな
わき道をたべました
食べたら、
蛙がゲーゲー鳴いて
銀幕の夢物語に、布団が降りました
明日は味噌に出会います。
であったら、
今のあんこをぬるえるの?
下の小山が少しづつ
白く雪つもりつつある、私を
どうかはやく
ひっぱたいて捨ててくださいませ。
<<あとがき>>
わたしは身内びいきが甚だしいのですが、
でもそれは、自分でよおく理解しているつもりでいますし、言っても引かれるほどそんなには酷くないだろうと思っていました。
しかし、自分の身内びいきの酷さは、本当に、引くほどのものかもしれない・・・
と、少しゾッとしてしまったのです。
今日は、「北池袋」という今まであまりなじみのない町へお芝居をみて参りました。
‘哀愁’を表現させたら右に出るものはいない役者、元尾祐介さんが出演されているお芝居を見るためです。
見る人の予想を超える、表情、間、目のしばたき、立ち姿、動作。
全部をひっくるめて、元さんが演じている役の感情が単純には読めないのです。
お話の流れから‘悲しい’事はわかるのですが、
元さんがやられると、悲しい表情に、想定外の目のしばたき、振り向き、無声音がプラスして
全体としては悲しいのだろうけど、悲しい感情が流れる間に組み込まれる色々な感情がわいてくるのです。
なので、「あの人、どう思ってるんだろう?」と元さんから目が離せなくなるのです。
それは、自然な演技とか不自然な演技とか、そういうものを超えた、今この瞬間そこに存在している元さん(=その人)なのです。
それは、計算とかでない、本当にその瞬間に思ったことからうつされる行動、だからこそ再現は難しいのですが。
本日の元さんも、哀愁をかもしながら‘ちょっとしたラブストーリー’を演じていました。
期待を裏切らない、圧倒的な出現と、注目せざるを得ない感情表現、想定外の話の展開から
元さんが出てきてから、はけるまで、笑いが止まりませんでした。
わたしは、抑えきれずにはじけて笑ってしまいましたが、はじけたらおさえてたものがどんどん気泡のように連なってでてきて、出っ放しでした。
確かに、笑いすぎたのかもしれませんが、
みんながクスリときてるところを、声をだしてしまった、程度にしか思っていませんでした。
お客さんの表情も口角が上がっていましたし。
しかし、私が笑った瞬間、斜め前のお客さんが振り向いたのです。びっくりした感じで。
こんなことは、生まれて初めてです。
自分が面白いと思うことは、まわりの人たちとそんなに逸脱していない、並みだと、今まで思っていたのですが。
笑った瞬間、あんなに不思議そうな顔で振り向かれたのは、初めてでした。
これには、私も反省しました。
このまま思うがままに笑い続けてしまっては、演じている元さんに迷惑がかかる。元さんをつぶしてしまう。
そう思って、タートルネックを口までのばして、口をおさえて、笑うのをガマンしました。
笑いが誘い水にもならず、これは逆効果な迷惑をかけてしまったのかもしれません。
自分の笑いのつぼを、もう一度見直すときなのかもしれません。
身内びいき、しいては元さんびいきが進行しすぎているのかもしれません。
ある程度のひいきはいいけど、公共の場ではわきまえないと。。
本日は、元さんの出番が少なくて残念でしたが(それでも、私はかなり楽しかったです!)
明日から元さんの出番だそうです。
楽しい公演なので、お時間あったら是非!
↓
■STAGE
水野以津美ワガママ企画「他力本願(仮)」
2014年1月30日(木)〜2月2日(日)
※ダブルキャストのため、土日のみの出演です。
1日(土) 15:00/19:30
2日(日) 14:00/18:00
※土曜日の15時の回は舞台写真撮影自由
@北池袋新生館シアター
2800円
チケット申込はこちら
https://www.quartet-online.net/ticket/mizuno01?m=0adijjh
元さんの‘哀愁ラブコメ’見て見てください!!是非!!
哀愁役者も、かなり身内びいき発言かも。。
レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ☆☆☆