『つなぐ』
食べてもらいたいと身が泣いて
まるで、抱いて欲しいとせがむ腐実
残身こびりつく、骨の姿に
ぼろぼろに破られ
食い荒らされて
さらに冷たい風がかきむしる
そこに眠っていた種が
次の世に目をだして
あの女の生の執念じゃないんだ
巨大な魔の生が、
ハンガーに吊るされた身を順番に着せ替えてるだけ、
だから、どの身も替え玉をもたされてる
ハンガーにつるされた、‘身’のわれわれは
‘生’のお役目をはたすだけ。
<<あとがき>>
‘お酒が入って、大っぴらに下ネタではしゃぐ’という典型的な宴席に、お酌してまわる仕事をしまして、
初めて、‘延長’というのを経験させていただきました。
普段普通に言えない下ネタを、大声で発して、大笑いしてはしゃいでいる皆さんは、まさに‘発散!’という感じ。
酒が入ったら、下ネタへと流れるこの時間は、彼らの発散タイムでした。
劇団のみんなで飲む飲み会では絶対にならないテンション。野生的なテンション。
でも、嫌な感じは一切せず、陰気な愚痴飲みよりは、むしろ健全だなと感じました。
お酌して話しかけても無言でいられるよりは、少々エロかろうがありがたいですし、
なにより皆さんかなり持ちネタをお持ちで、最後はウマイ事言ってしめる、事が多くて、逆に関心してしまいました。
まあ、内容は下ネタなんで、下品っちゃ、下品なんですが。
そして、延長の二次会、皆さん行きつけのスナックへ同行。
二次会へはよほど元気な方々が参加するわけですから、ネタも弾みます♪
家庭的な名前を店名にした、本当に地方のスナック的な場所で、
前髪はサザエさんなみに内巻きにカールされて、真ん中のきっちりした分け目に沿って頭頂部だけ二つに結わえられて、最終的に後ろ髪と一緒にひっつめられてお団子というヘアスタイルで、赤いルージュの中年の女性と、茶髪の短髪の中年の女性。
どちらもエプロンをしているところが、店名の家庭的な感じは確かにしました。特別に愛想をふりまかないところも。
さて、カラオケが始まって、皮のついていないタンバリンを、次長課長の河本なみに、
なかなかの腕前で鳴らすおじ様。
鳴らしながら「Aさん、ほら」と下ネタを一発。
Aさんも、何故か置いてある、尺八で、下ネタ一発。
モノボケだ。下ネタのものボケだ。しかも、下ネタものボケのキャッチボールだ!
と、心のなかで叫んじゃいました。ちょっと感動してしまったのです。
タンバリンと尺八で、男女の秘部を表現するという下品なものボケだけど、
ちゃんとキャッチボールして二人の間では、成立してたのです。
まさに、自己表現なんだな。
恥ずかしがらずに堂々と表現している彼らは、あっぱれでした。
なので、そのあとの、デュエット、チークもなんのいやらしさも感じなかったです。
発散と自己表現。
人間には、発散と自己表現は必須なんですね。
自分には演劇というちゃんと発散と自己表現をする場所があることをありがたく感じました。
でも、決して自分は、
発散!自己表現!とかいう自分の為に!みたいな、内なる自分表現の為に的な、
(表現が間違ってるかもしれませんが)ナルシスト的な感覚で演劇をしているつもりはなく、
あくまで、見てくれる方に喜んでもらいたい気持ちで演劇をしているのですが。
いや、待て・・・それも結果的に自分勝手なことなのか・・・?
なんか、よくわからなくなってしまいました。。。。
とにかく、
発散や自己表現をする場所がないかたも沢山いらっしゃると思います。
そのような皆さんのお役に少しでもたてれば嬉しいです。
発散と自己表現の場に!
少なくとも、自然のなかでストレス発散ができるかもしれません。
『佐藤学園2013』
〜高尾山に熊はいないよ!?〜
開催日:2013年7月13日(土)
参加費:500円(飲食代、諸々交通費などは含みません)
詳しくは6/15(土)〜カムカムミニキーナHPにてお知らせいたします☆
PCイベントページ
http://www.3297.jp/event/event/?p=67
携帯
一般:http://www.3297.jp/mobile/event/2013/sato/
会員:http://www.3297.jp/member/mobile/event/2013/sato/
沢山の参加をお待ちしております。
レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ☆☆☆