お疲れ様です。亀岡です。
いきなりですが、みなさん普段街中にいる時に、周りの会話や風景に何か違和感を感じた時、どーしてますか?
周りの会話や風景に何か違和感を感じた時。
例えばマックとかで時間つぶしてる時。
近くのカップルの会話。
「昨日さ、あいつ、何だっけ?いかりやとかの、加藤茶とか志村とかのグループの、あの、ナカガワなんとかってゆーやつ、、、」
「ああ、あのメガネかけてタンクトップの人でしょ。」
「そうそう、あいつに似てるって言われて、、、」
どーでもいい会話なんですが、どーしてもやっぱり気になります。
うん、『ガワ』じゃなくて、『モト』ね。仲本工事さん。後、いかりや長介さん、加藤茶さん、志村けんさんとかがいるグループ、ドリフターズね。
こんな時、みなさんどーしてますか?って、「ナカガワじゃなくて仲本ですよ、後、、、」とかいう人はいないと思うので、どーしますかも何もないんですが、わりとこんな事が多い。
居酒屋さんとかでも、
「トイレってどこかわかる?」
「あ、わかんないけど、レジのカウンターの横になんかあったっぽい。」
違う違う。確かにそれっぽかったけど、さっき俺も間違えたけど、そこスタッフルームだから。
この場合は、言ってあげるってゆー人もいるかもしれません。
ただ、僕はこーゆー時、まず言わない。
以前、こんな事がありました。
行きつけのラーメン屋さん。
普通盛りでもかなりの量の、行列の出来る人気店。
並んでいる時でもカウンターのお客さんの姿が見える。
わりと回転率の早い中で、長い事カウンターでラーメンと格闘する女性が一人。
次々とお客さんが入れ替わる中、一人黙々とラーメンを食べる彼女。
僕も店内に入り、やがてその女性の隣の席が空き、そこに座る。
ふと丼を見ると、かわいそうなぐらい残ってる。彼女の表情は明らかに辛そう、でももうちょっと食べないと悪い、そんな気持ちが入り混じる表情。泣きそうにすら見える。
そんな彼女を見かねた店員さんが、
「お客様、無理なさらなくても大丈夫ですよ。」
隣にいた僕から見ても明らかに優しさで掛けた店員さんの言葉。
その言葉を掛けられた瞬間、お箸を投げ、
「なんなんですか?!早く帰れって事ですか?!なんでそんな言われ方しなきゃいけないんですか?!気分が悪いんですけど!!」
投げられたお箸が僕の膝に乗る。
そんな事はどーでもいい。
店員さんの優しさに対してのその女性の解釈に、どーにも違和感があったので、思わず、
「いや、店員さんはそーゆーつもりで言ったんじゃなくて、、、」
「なんですか?!グルですか?!もういい!二度と来ません!!」
20文字ぐらい話しかけた所で、ブチ切れて店を出て行く彼女。
狭い店内。
一瞬時間が止まる。
「なんかすいませんでした。」
そっと僕にも声を掛けてくれる、ほんとに優しい店員さん。
なんでか泣きそうになる俺。
その次の日。
終電でうちに帰る俺。
目白で降りるとホームで寝ているサラリーマンの人。
電車は終電。
どーしよーか迷ったのですが、
「すいません、終電ですよ。」
肩に手を掛けた瞬間、吐くサラリーマン。
その間に終電の扉が閉まる。
しばしの間。
「すいません、、」
吐いたものがお腹の上に残るサラリーマンをおいて去る俺。
駅員さんに「一人ホームで吐いてる人がいます」。
その一言を残し、家路につく。
肩に手を掛けてなければ、サラリーマンは吐かなかったかもしれない。
余計な事をした。
前の日も、余計な事言わなければ、彼女は帰らなかったかも。
その地獄のような2日間以降、普段街中にいる時に、周りの会話や風景に何か違和感を感じた時でも、僕は口を閉ざす事にしています。
今、電車で前に座ってるサラリーマンの人のしているマスクが完全に上下逆さまにつけています。
立体型のマスクで、鼻の部分の膨らみが完全に逆になってます。
「マスク、逆になってますよ。」
僕は絶対に口にしない。
あの2日間を、僕は絶対に忘れない。
目の前のサラリーマンを見て、あの地獄の2日間を思い出した、そんな今日この頃。
カムカム外部の活動もさかんになってまいりました。
しげさんの舞台もガンガンあるみたいです。
ホームページに、外部活動の詳細も出ていますので、チェックしてみてください。
それでは、また。