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カムめくり/カムカムミニキーナ日替わりブログカムカムミニキーナのメンバーが日替わりでお送りするブログです。
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大学時代の友人と久々に飲みました。
友人というか、大学の時は後輩。
今でもお互いの芝居を観たり観られたりはしてたのだけど。
私の大学期の後半はいつも彼女が横にいて、私をはげしくフォローしてくれてました。
「さとうさん、よく見て!あんた死ぬよ!」
「さとうさん、なにやってんの!?」
「さとうさん、大丈夫ですよ。」
「さとうさん、・・しっかりして。」
思い返せば、結構、叱咤激励、というか、叱責ていうの?されてたな。
久々だから何となく嬉しくなって、「うちらもさ〜、もう十年近い付き合いになってんじゃない?」と切りだしてみたら、「十年近いじゃなくて、もう十五年近くなってますよ」と即座に訂正された。
しかも喋ってるうちに、自分の歳も間違えてることを指摘されて、なんでしょう。昔話に花が咲いたからかな。
違うか。
自分の歳の認識もかなり曖昧だなんて。
年初めに、今年は寅年だから年女って、思ったのに。
いい歳こいて。
自分の脳がこわい。
十数年前の私と今の私は、ちょっと違うところもいっぱいある、と、自分では思うけど、彼女が横にいた状況と、今現在の状況、比べるまでもなく、後輩に世話になってるのは変わんないんだな・・・と、飲みながらふと思いました。
やだ・・・
ちょっと違うところって、じゃあ何だろう。
体重?
確かに増えた。
髪は短くないと嫌だって思わなくなったところ?
ピンクの物を身につけられるようになってるところ?
背中の肉の付き具合?
あれ?それは変わんないのかな。自分で背中のことわかんないな。
やだ・・・
自分でも外見的なことしか思いつかない。
どんだけ結婚とか、男性とか、異性とか、ようするに恋とか、縁遠いとは言っても、私も、現在進行形でこの世の中に生きてるんだから、しっかりしなくてはいけないと思います。
私の精神はどこか夢見がちでうわついているとはわかっていますが、私は人並み以上にどっしりして、ある意味、なんつうか、ミセスっぽいわけだから、ほんと、外見と中身がつり合うようにお芝居出来なきゃ。
人生て私のようにうかつに生きてても進んでしまう。皆さんは気をつけて。なんて、私が言うことじゃないけど。
でも、私は幸せで、楽しくはあります。
大事な人がいっぱい出来て、あ、それが十数年前とちょっと違う。すごい好きな人が周りに増えていってる。
そうか。歳はとるもんだな。
さて、今日はこれから奈良へ。
あー、うれしい。
自分で自分の名前検索、したことあります?
正直、僕は何百回もしたことあります。う〜ん、何十回かな??
やっぱり、人前に出ようと志している人間にとっては、地球上のどこかで自分の話題が出ていないか気になるんです。
僕だけかな?
でも、ここ最近は、殆どしていませんd。自分の名前検索。
ただ〜、気になるのは自分の事よりもむしろ、「吉田晋一」という同姓同名の、この日本に住んでいる他の「吉田晋一」の人生。
同じ名前の人間がどんな人生なのか??
で、実は名前検索を始めた数年前からきになっていたのが、
「吉田晋一」という登場人物が主役の小説がある・・・・・重松清さんの「口笛吹いて」
年に数冊しか本を読まない私は、頭の片隅に重松さんの本が気になっていても、わざわざ本屋に出向いて探そうという気にまでにはなりませんでした。
ところが・・・・
昨日、たまたま仕事の空き時間に立ち寄った図書館で目に入ったのが、
「口笛吹いて」
もちろん借りました。小説の中の「吉田晋一」さんと僕は、全く違う経歴の持ち主。でも、すごく、共感できる部分が沢山ありすぎる。
まだ読み終えてないので、これから続きを読みたいと思います。
で、役者の「吉田晋一」は勝手に想像します。
数年後、「吉田晋一」さんを演じてみたいな〜と。
それはさておき、重松さんの作品は優しくてジ〜ンときますね。
実は、プラハに来ています。
うそです。
写真撮ったら、プラハっぽいなぁぁぁと思って。
プラハに行ったこともないですが。
ただ、旅はしたい。
行き先は日本で充分ですので、大荷物持って旅に出たい。
行く先々で、劇団員に遭遇して、きゃー!とか、やだー!とか喜んで、どきどきはらはらしたい。
駅弁を買おうとしたら、売り子が元さんです。
ああ!って喜んでいたら、やけにミニサイズの車掌さんが、ぶかぶかの帽子をかぶって切符を確認しに来ます。
顔を見たら、洋子です。
さびれた町で列車を降り立って、小京都と呼ばれる街並みの路地の向こうに、みおちんらしき人影を見つけます。
追いかけて行くと、火サスみたいな日本海の荒波が打ち寄せる断崖で、長い髪が風に吹かれまくってるみおちんが海を指差して、私たちに何か叫んで訴えています。
ドパーン!と大きく打ち寄せた波から、スクール水着のれみちゃん。
海藻が体に絡まりついていたので、奇跡的に無傷です。
と、断崖の下から、栄治郎が命からがら這い上がって来て、どうしてこんなことになったのか、いろいろ話してくれます。
そんな一行が向かった先の鳥取砂丘で、日光浴をしている亀。
亀に出会ったおかげで、この旅のとりとめのなさも、計画性のなさも、お金のなさも、楽観的にとらえられる力を得ます。
そして、まだまだ全国に散らばっている、先輩たち、5人の後輩たちを探し出す決意を固くします。
海に探しに行く班、山に探しに行く班に分かれて、一週間のゲームが始まります。
もちろん、墓地deゲームも健在です。
例えば、そんな、佐藤学園がしたい。
一人、いくら用意出来れば実現可能だろう。
もう、独自の通貨とか考えた方がいいかもしれない。
そもそもお金って、どれだけあればいいんだろう。
というより、それより、日本は広い。
西日本篇を無事終えたとしても、九州篇、東北篇、信州篇、、、きりがないです。
生涯、遠足をしても、まわりきれない。
いろいろ、妄想です。
そしていろいろ、ポっとしちゃいます。