<< 人が休みの時こそ休んじゃダメ | main | 従事するアレ。 >>
キタンのないイケン
『タキヤマ』

あの鬼の女の一足にも
地面ではさまれる
何億もの
ネバリ、星、流跡、引きずられた灰煙、霧は
秒速でもきちんと
流れ落とされる
踏み捨てられたその一歩
から
今度は何万年でもぐりぬけ
三年後、
踏み外したその者が
生け贄だ

<<あとがき>>

先週土曜、劇作家協会月いちリーディングを、無事に終えました。
とても楽しかったです。今までのリーディングのイメージが壊れ、
またやってみたいと思いました。

一番強くひかれたのは、
お客さんを掴むのが難しいというところ。
舞台も、照明、音響も、衣裳もなく
本のみ、お話で、引き込まなきゃいけないのは、やっぱり難しい、
変にくだけると嫌らしいし、とても技術がいるなと思いました。

幸せなことに、共演者がたがベテラン女優ばかりで、それはそれは素晴らしかった!

技術の素晴らしさは、もちろんのこと
皆さんの演劇にかける意地、心意気、魂が、なにより最高でした!

何度も共演されている皆さんは、会った瞬間に、作品の話をする。
この字が読めない、これはどいいう意味なのか、こういう流れでいいのか、リクエストされた衣裳について色々、と、とにかく色々盛り上がる。
進行アナウンスも消えてしまうくらいに。

あれ?この光景どっかで見たことあるぞ。

古事語り部座で、ベテラン女優がたの盛り上がってる時と同じだ。
今回は、さすがに「聞いてください〜」てのは、なかったです。





KIMG0276.JPG
そして、リーディング後のディスカッション。

作品について意見をいいあう。
作家のいる前で、です。

泉のように出てくる言葉、言葉遊びがとても面白かった。
テンポが心地よかった。

と、最初は聞き良い感想が述べられる。
と今度は、

言葉遊びの言葉の羅列が心地悪い。
置いていかれる。
不快に感じ、聞かなくていいものだと思ってくる。

と逆の意見から段々辛辣な意見がお客さんからあがる。
そこで、ゲストの「ドラマトゥルク」の長島意見を聞く。

「ドラマトゥルク」とは、作家や、演出家をサポートする仕事をする方だそうで、
作品をどう見せるかをサポートする。それはあくまでも、作家や演出家の意向にそったものにするのが大前提で、
そうするには、どうしたらよいかをサポートするお仕事。
演出助手とは違う仕事だそうです。
今結構必要とされているそうです。

その長島さんから、見てる人皆にわかりやすものにしたいなら、
わかりにくさをつきつめるなら、
と、アドバイス。

すると、第三エロチカの川村毅さんが
「この作品を結局どうしたいの?劇作家協会戯曲賞とれるまでにしたいのか?」と、ズバリなところをご指摘。

そこから、構成についての意見が飛び交いました。

言葉を投げるわりにはなげっぱなし。
この登場人物をこういう役割したのは混乱させるのでは?
いい材料を捨てっぱなし。

その中で、長島さんの意見が印象的だったのですが、
台本だけで完結してて、役者へあたえる余白がない。なにもかも書かれてしまってるのでは?
と。

確かに余白は、お芝居に大切。


たくさんの意見を聞いて、小野寺さんは満足そうでした。
ディスカッションで、小野寺さんの人となりがみえて好感がもてました。
それまでは、インテリの偏屈ぽい人に正直感じていたので。。。

作家の人にはとてもいい場なのだろうと思いました。 
しかし、、、
もし、このディスカッションが役者への意見交換だったら・・・・

好感がもてない、
不快だ、
見たくなくなる、
余白がない、

耐えられのか。

辛辣な意見に
うるせーうるせーと心でがんばって、
涙がいっぱいたまっていって
あとでトイレでなくだろう。


役者へ意見するリーディング。
リーディング後、役者ブラッシュアップディスカッション。

絶対に、嫌です。

日々謙虚に真摯に、お芝居に取り組みたい。

レミーマルタン・コニャックでした。おやすみタバタ★★★


田端玲実「レミーマルタン・コニャックでした。」 | 22:06 comments(0) trackbacks(0)
スポンサーサイト
- | 22:06 - -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://3297.jugem.jp/trackback/3860
トラックバック